BodySharing®
—体験を共有する技術
BodySharing®(体験共有)とは、
人の身体情報をコンピュータと相互に伝達することで、人とロボット、人と人が互いの体験を共有するための技術概念およびインターフェースです。
単なる映像や音声の伝送ではなく、手の動き、触れた感触、力の加減といった身体的な感覚まで伝えることで、まるで「その場にいる」「その人になる」かのような体験を実現します。
この技術により、遠隔地にいながら精密な作業を行ったり、熟練者の技術を身体で学んだり、物理的な制約を超えた新しい体験が可能になります。
H2Lはこの技術の研究開発にとどまらず、現在は社会実装と事業拡大のフェーズにあります。
企業や研究機関とのパートナーシップを通じて、体験共有を現実の価値へと変える取り組みを進めています。
H2Lの技術的強み
Feature固有感覚の入出力という、
独自の技術領域
映像や音声に続く第三のメディアとして、位置覚、抵抗覚、重量覚、運動覚といった固有感覚のデジタル化をH2Lは世界に先駆けて実現してきました。これにより、これまで伝えることのできなかった「能動的な体験そのもの」の共有が可能になります。
日常環境で使える、
光学式筋変位センサ
H2Lが独自開発した光学式筋変位センサは、汗や電子機器のノイズに強く、日常生活での継続利用を前提とした設計です。研究用途にとどまらない実用性と耐久性が、社会実装を支えています。
センシングから分析まで、自社で完結
身体情報の取得(センシング)、AI分析、固有感覚の出力(電気刺激)まで、一貫した技術スタックを自社で保有しています。ハードウェアとソフトウェア、サービスを一体で提供できることが、H2Lの技術的な強みです。
学際的な技術基盤
情報科学、生理学、認知心理学、複雑系工学(AI)など、幅広い学問領域の知見を統合し、日々新しい技術を生み出しています。単一分野の技術ではなく、人間の身体と感覚の本質に根ざした研究基盤が、BodySharing®の独自性を支えています。
BodySharing®で実現できること
Use CaseH2Lは、身体データの取得から組織内での活用まで、体験共有を一貫して支える製品とサービスを展開しています。
BodySharing®が実現する体験の流通
身体の動きや力の入れ加減を、センサで記録します
取得した身体情報を可視化し、グループ内で蓄積します
蓄積された体験データを、ヒト、キャラクター、ロボットへ届けます
働く場での
チームコンディションの可視化
さまざまな職場で生じる「働き方の相互理解不足」を解消し、チームの生産性向上を支援します。
メタバースオフィス BodySharing® for Businessでは、離れた場所にいるメンバーがアバターを介して労働体験を共有することで、業務の実態や負荷を体感的に把握できます。工場、施設、部署ごとに閲覧範囲を設定した組織内運用が可能です。
技能継承
言葉では伝わらない熟練者の技を、身体データとして記録し次世代へ継承する。Maaartを活用することで、スポーツ、製造、農業、伝統工芸などの分野で、経験者の動作や感覚をデータ化し、組織の枠を超えて共有することができます。専用アプリ「Maaart -BodySharing Analysis-」で筋変位データを取得し、プラットフォームにアップロードするだけで、離れた場所にいるメンバーとの共有が可能です。これまで属人化していた技術や感覚を、デジタル資産として組織に残すことができます。
Maaartロボットのための
人間の体験提供
シミュレーションではなく、人間のリアルな身体データからフィジカルAIを構築する。カプセルインタフェースを通じて日常生活の動きや固有感覚データを収集し、ロボットやアバターの自律制御に必要な「教師データ」として提供します。人間のデータを活用することで、高精度かつ低コストでのフィジカルAI開発が可能になります。
カプセルインタフェース