手指の動きを検出する筋変位センサ搭載コントローラで ロボットアームを操作する“BodySharing Robotics”が実現。
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2019年5月8日(水)H2L 株式会社(本社: 東京都江東区、代表取締役: 岩崎健一郎、以下 H2L)は、アームバンド型デバイスFirstVR(ファーストブイアール)やUnlimitedHand(アンリミテッドハンド)といった筋変位センサ搭載コントローラによるロボットアームの連携を発表しました。
【H2Lロボットアーム連携“BodyShating Robotics”】
【法人向け“BodySharing Robotics” 開発SDKを提供開始】
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●BodySharingについて
“BodySharing(体験共有)”とは、キャラクターの身体、ロボットの身体や、人の身体と、ユーザの様々な感覚を相互共有することです。
ここでいう感覚とは、視覚や聴覚だけでなく、身体の位置覚、重量覚や抵抗覚など様々な感覚です。
近年、“BodySharing”に統括される多種多様なテクノロジーが研究されており、リモートワークシステムやテレイグジスタンスなどもBodySharingの事例です。
“BodySharing”の特徴は、一方向だけの操作ではなく双方向の情報共有にあります。
例えば、人とロボットが双方で物品運搬の協調作業をしたり、遠隔地の人と人とが貴重な体験を身体的にも共有したりします。
さらに、これまでにできなかった身体感覚を1人あるいは2人以上で共有することも研究されています。
H2L株式会社は“BodySharing”の研究開発成果を応用し、手や腕の位置覚や重量覚を光学式筋変位センサーによって推定する“FirstVR”や、
センシングに加えて電気刺激によって固有感覚を提示する“UnlimitedHand”などのハードウェアを提案し、同時にそれに付随する多数のソフトウェアを展開しています。
[関連ニュース]
H2Lとドコモ、「BodySharing技術」と5Gを活用した新サービスの創出に向け連携
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●FirstVRについて
FirstVRは、初心者のためのVR/AR製品として5年前より極秘に研究開発された世界初のアク ティブセンシング技術を搭載しています。腕にFirstVRのコントローラを巻くと、14チャンネルの光学式筋変位センサ群が前腕 周囲の筋肉の動き(筋変位)を検出します。この筋肉の動きをAIシステムに短期学習させることに より、セットアップ時間を大幅に短縮しながらユーザの手の動きを検出し、VR/AR初心者でも気軽に使用できるようになりました。
FirstVRには、「VRゴーグル」と「新開発のコントローラ」と付属品が内包されているため、手持ちのスマートフォン(iOS, Android対応)以外の周辺機器を購入しなくても、低価格ですぐに最新技術のVR/AR体験をできるようになりました。
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●人型ロボットハンド+アームについて
人間と同じ外観と大きさの中に、ハンド部で14〜16自由度、アーム部で7自由度を実装しています。
さらに、人間と同等の機敏な運動を実現しており、運動制御の研究用ロボットや、コミュニケーション用ロボットとして最適な製品です。
[FirstVR公式ウェブサイト]
http://first-vr.com
[お問い合わせ先]
info@h2l.jp
[川渕機械技術研究所]
http://www.kawabuchi-lab.com/
[H2L株式会社について]
2012年7月設立。米TIME誌「未来を変える50の発明2011年に選出された発明、PossessedHand®と、触感型ゲームコントローラUnlimitedHand®、スマートフォンで気軽にジェスチャ付きVR体験ができるFirstVR®を主な製品として、遠隔地に触覚を伝える技術の研究開発を行っています。H2Lは、手の動作を検出する技術と、多電極の電気刺激を腕に与えて触感を伝える技術の2つの技術の研究開発を積み重ねています。
会社情報: https://h2l.jp